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2017年3月17日
データバックアップのしかた

こんにちわ、札幌PC.comです。

今回は前回に続き、データのバックアップのしかたについてです。

バックアップの仕方としては、単純に考えればパソコンにある大事なデータ一式を、パソコン以外のメディア(外付けハードディスクなど)にコピーしておく、というところでしょう。

ではもっと便利なやり方はないのか、どういったやり方だとどのようなメリット・デメリットがあるのか、などを考えながら見ていきましょう。

まずは、バックアップに必要なものを用意するにあたっての費用別に、おおざっぱに分けていきます。

1.1万円前後あるいはそれ以下コース
2.2万円前後コース
3.3万円前後コース
4.10万円~30万円コース

細かいことをいえば、こんなにばっさり4つぐらいしかありません、ということではないのですが、あくまで参考にしていただくために、わかりやすいところで分類します。

では以下ににそれぞれを説明していきます。

1.1万円前後あるいはそれ以下コース

これは冒頭に書いた単純な考え方でかかる概ねの費用です。

外付けハードディスクを用意すれば、容量にもよりますが1万円~1万数千円前後、またバックアップすべきデータが少量の場合にはUSBメモリなどで数千円程度というところです。

用意したこれらのメディアに、パソコンの中の大事なデータをそのままコピーするわけです。

ただ、パソコンの中のデータのほうが増えたり、更新されたりすると、その都度部分的にあるいは全部をコピーしなおす必要が出てきます。

それが毎日であれば、毎日行わなければ正しいバックアップデータとはなりません。

データの管理自体も人の頭で管理することになりますので、データ量が十分に多い場合はその作業自体が煩雑になり、結局面倒になってバックアップをやめてしまうという結果になる恐れもあるでしょう。

メリット:必要経費が最安である、この1点に尽きる

デメリット:人が管理・作業を行わなければならないのでやり続けれるかは人次第

2.2万円前後コース

これば最初の「1.」コースにバックアップソフトを加えた考えです。

1万円前後の外付けハードディスクと数千円のバックアップソフトを購入します。

バックアップソフトを設定し、必要なデータあるいはパソコン全体を自動的にバックアップするようにします。

これで煩雑さから逃れられますね。

有料のバックアップソフトだと、世代管理ができたり、差分や増分のバックアップスキームが選択できたり、パソコンを丸ごと復元できたりします。

頻度を細かくするとしても1日1回くらいというところが現実的でしょうか。

ただ問題がないわけではなく、これらのソフトウェアはバックアップデータを独自形式のファイルとして保存するものが多いです。

ですので、本当にきちんとバックアップが取れているのか、設定は正しくできていたのか、それを確かめるためには実際に1度復元作業を行ってみる必要が出てきたりします。

バックアップソフトでバックアップしてるから大丈夫、と思っていざトラブルの時になってみたら、思ったようにとれていなかった、なんて話はけっこうあります。

また、現実にバックアップを復元しようとするときにも、ある程度知識とかスキルが必要になるでしょう。

とはいうものの、きちんとできれば費用分の効果は期待できます。

メリット:設定さえキチンとできれば面倒さが全くない。自動で行われる。

デメリット:ソフトウェアの設定等が正しく行われているか確認が必要
      1日1回としても1日分は失う可能性がある

3.3万円前後コース

今度は根本的にパソコンにデータを置かない方法です。

NAS(ネットワークハードディスク)にデータを置いて、それを自動で別ハードディスクにバックアップするよう設定します。

NASからNASへのバックアップと、NASからUSB接続のハードディスクへのバックアップと、2通りの考え方があります。

提示している予算は、基本的にNASからNASの場合です。

こういった製品を2台購入して設定します。

バックアップ側はUSB接続ハードディスクでもいいのですが、注意点としてはNASがトラブルとなったとき、そのUSBハードディスクをWindowsで見ることは原則できません。

こちらのほうが総額の費用は安くなるというメリットはあるものの、トラブル時はひと手間多くなりますのでご注意です。

バックアップ側がUSB接続であろうとNASであろうと、バックアップの結果がどうなっているのかは、比較的簡単にみることが可能です。

ここがソフトウェアでのバックアップより便利な点です。

メリット:パソコンにデータを置かないので、パソコンのトラブルには左右されない
     バックアップ結果の確認が比較的容易

デメリット:NASの設定等についてある程度スキルが必要
      1日1回としても1日分は失う可能性がある(これはソフトウェアでの場合と同様)

4.10万円~30万円コース

最後のはこういった製品を2台購入して設定します。

容量によりかなり金額が上下しますので、ご希望の容量により30万円では収まらない場合もあります。

もっともではありますが、あまり家庭向けな金額ではありませんね。

SOHO・中小企業向けというところでしょうか。

しかし、個人であってもこの価格に見合う価値をそのデータに見出せば、選択の余地は十分あると思います。

一つ注意点として、このような製品は絶対に1台では運用しないでください。

トラブルが起きた時に非常に悲惨な目に合うことになります。

詳しくはここでは書きませんが、1台のみ運用は絶対ダメ!です。

この製品にUSB接続ハードディスクを接続して、バックアップを取らせるという方法もありといえばありですが、それなら「3」の3万円コースでいいでしょう。

このような製品を使用するメリットは、2台で運用するところにあります。

この製品を適切に設定すれば、「ほぼ」と言っていいほど同時に2台にデータが書き込まれます。

ですので、言葉としては「バックアップ」ではなく「ミラーリング」に近い動作をします(正確には「レプリケーション」と言います)。

ほぼミラーリングと言っていいので、リアルタイムに2台に書き込まれます。

ですので、どちらかがトラブッても失うデータは何もないことになります。

バックアップでは、前回バックアップから今回バックアップまでの間に増えたデータや更新されたデータが失われます。

しかしミラーリングであれば、失うものは何一つないというわけです。

またそればかりか、1台がトラブッてももう1台はそのまま動作し続けますので、データにとっての復旧時間はほぼ0と言ってもいいことになります。

このあたりはビジネスで使うのに適したと特性といえるでしょう。

メリット:現実的な費用でできるデータ保護では最強の部類
     タイムロスがほぼ0

デメリット:とにかく価格が高い
      やっぱろ設定にスキルが必要

以上な感じですが、総体的に言えるのは費用をかければ人は楽になります。

しかしそのためにはある一定のスキルも必要となります。

そこの部分をカバーするのが我々の役目ということになるでしょう。

バックアップ=データの保護をするなら、費用や運用の仕方で選択をしなければならないわけですが、こうしたいけど自力ではできないというようなことがあれば、ぜひ当社にご依頼ください。

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2017年2月24日
データバックアップを考えよう

こんにちわ、札幌PC.comです。

今回はデータのバックアップについて考えてみましょう。

まずはバックアップがいかに大切かというところを少しだけお話しします。

当社はパソコン修理に限らず、データ復旧サービスも安価と思われる金額でご提供しています。

データ復旧サービスを受けられるお客様の半分以上がデータ復旧完了後に言われる言葉が2つあります。

一つは

「(今後は)何にデータを入れておけばいいですか?」

というものと、

「みなさんはどのようにしているんでしょうか」

というご質問の言葉です。

そのご質問の答えは非常にシンプルです。

何にデータを入れておけばいいですか?    = 答えはありません

みなさんはどのようにしているんでしょうか    = 個人に限って言えば、ほとんどの方が何もしていません

という、何か身もふたもない答えになってしまいます。

何にデータを入れておくべきかという問いに対して「答えがない」というのはどういうことか。

それはつまり、データの入れ物で壊れないものがないからです。

私達が使用可能なデータの入れ物、ハードディスク・CD-R/DVD-R/BD-R・SDカード・MicroSDカード・USBメモリ、あるいはパソコンそのもの、その他ありとあらゆるデータの入れ物はすべて何の信用も置けません。

ある日突然、何の前触れもなしに、何もしていないのに、勝手に壊れていくものと思ってください。

ですので「何に入れておくべきか」という問いに対して、データの保護という観点では適切な答えが初めから存在しないのです。

もしこの問いに適切にこたえるべきとしたら「何に入れておくか」ではなく「何個に入れておくか」ということでしょう。

つまりバックアップをしておこうということです。

それ以外にデータを保全する方法がないと言い切っていいと思います。

最近だと、データをクラウドに預けてあるから大丈夫でしょ、と考えられる方がいらっしゃるかもしれません。

詳しい話は省きますが、クラウドサービス自体も絶対なものではありません。

さまざまな要因でデータを失うリスクは付きまといます。

クラウドに預けてあるとしても、同じデータのセットは手元に一式持つべきです。

次に「みなさんはどのようにしているんでしょうか」という件です。

これはほんとに身もふたもないですが、多くの方が何もしていない=バックアップなどしていないからこそ、データ復旧サービスが成立しているという側面があります。

多くの、ほとんどの方がきちんとしたデータ保護をされていれば、データ復旧サービスなんてものは閑古鳥が鳴くだけです。

なので「他の人はどうしているんだろうか」なんて考えても、全く無駄な時間を費やすだけです。

他の人がどうしていようと、自分だけはデータを失わないようにしておこう、と考えるところですね。

では、具体的にはどのようにバックアップすべきか、ということについては次回にお話ししましょう。

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2017年1月30日
AFT仕様のハードディスクとは

こんにちわ、札幌PC.comです。

皆さんは「AFT」というハードディスクの規格を聞いたことがございますか?

「AFT」とは「アドバンスド・フォーマット・テクノロジー(Advanced Format Technology)」の略となります。

ネット上でも、すでに多くの情報があると思います。

具体的には、それ以前のハードディスクの物理セクタが512バイトであったのに対し、AFT仕様のハードディスクでは4キロバイトであるということです。

物理セクタあたりのバイト数が8倍になったということですね。

「セクタ」とはなんなのかというと、簡単に言えば「ハードディスク管理の最小単位」ということです。

AFT仕様であれば4KBを一つの番地として、それ以前のハードディスクであれば512Bを一つの番地として管理します。

なので単純計算では、そのハードディスクの総容量を4KBないしは512Bで割った数が、そのハードディスクの総セクタ数ということになります。

なぜ512Bから4KBにする必要があるのかというと、単純には先ほどの説明の通り、512Bで1セクタとするよりも、4KBで1セクタとしたほうが、同容量のハードディスクであるならば総セクタ数が8分の1になるわけです。

逆に言うと、4KB=1セクタであっても途方もない数のセクタ数になるわけですが、512Bではその8倍のセクタ数になります。

ハードディスクの内部的管理を行う際に、512B=1セクタではどんどん大容量化するハードディスクではセクタ数が大きくなりすぎて、管理の非効率化が起こるため、というのが簡単な説明になると思います。

とはいうものの、無制限に1セクタあたりのバイト数を大きくすればいいというわけでもないので。

そういったこういったで、現在規定されているハードディスクには、セクタあたりのバイト数により、以下の3種があることになります。


4K native
物理セクタ・論理セクターサイズとも4KBのハードディスク。

Advanced Format (512Eとも呼ばれる)
物理セクターサイズ4KB、論理セクターサイズ512Bのハードディスク。
このハードディスクがAFTのハードディスクということになります。

512 native
AFT仕様以前のハードディスク。


現在普通に販売されているハードディスクは、ほとんどすべてAFTのハードディスクであるといっていいと思います。

6TB以上のハードディスクだと「4K native」のものもあるようですが、一般的なPC使用の方では、そこまでの大容量はあまり使用されないと思いますので。

将来的には全体的に「4K native」のハードディスクに移り変わっていくものと思われます。


しかしここで問題が一つ。

512Bセクタのハードディスクが、普通には入手困難という問題です。

これは2.5インチ、3.5インチ、双方のハードディスクとも同じです。

昨年途中ころまでは、まだ何とか入手可能でした。

しかし現時点では本当に入手困難です。
(少なくとも、相当なプレミアを上乗せされていない価格では無理かなと)


これのどこが問題かというと、メーカーパソコンのリカバリディスクにとって大問題なのです。

結論から言うと、メーカーパソコンで出荷時搭載のハードディスクが非AFT(512バイトセクタ)の場合、AFTのハードディスクに交換してしまっては、リカバリディスクからリカバリできません。

一見するとリカバリが進んではいきますが、最終段階で
「このコンピューターのハードウェアで動作するように Windows を構成できませんでした」
というエラーになり、リカバリ作業は終了してしまいます。

当然Windowsは起動しません。

この問題は自作PCやBTOパソコンには適用されません。

あくまでメーカーパソコンのリカバリディスク(あるいはリカバリ領域)からリカバリする場合に起きる問題です。
(BTOパソコンでも、リカバリディスクが存在する場合は問題になると思います)


メーカーパソコンの場合、メーカーにより多少違いはありますが、個人的な感覚としてはWindows7の中期ころから後期にかけて以降はAFTのハードディスク搭載が多いようです。

Windows8であればほぼすべてAFTなのではないかと思いますが、断言はできないレベルです。

Windows8でも一部非AFTはあり得るのかもしれません。(全部調査はできないので)

それにしてもWindows7のパソコンの場合は注意が必要です。

リカバリディスクを作成してあって、自身でハードディスクを交換して、リカバリしようと思ったらできなかった。

ハードディスクの購入損ということになりかねません。


AFTのハードディスクでは全くリカバリが無理なのか、というとそういうわけでもありません。

ちょっと技を使えば、問題ないレベルで使用できるようにすることは可能です。

詳しい説明は他サイトにお任せするとして、ポイントは以下の通りです。


1.リカバリ作業途中のしかるべきタイミングで「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のドライバファイルをハードディスク上のしかるべき場所に追加
2.リカバリ作業完了後に「インテルRラピッド・ストレージ・テクノロジー RAID ・ドライバー 」をインストールする


以上2点です。

言葉で書くと簡単そうですが、「1」を完了するためには、別なパソコンもう1台とか、Linuxを扱うとか、ちょっとしたハードルがあります。

また、そんなこんなで完了できたとしても、次回リカバリをする機会があったとしたら、その時も同様でなければリカバリできませんので注意してください。


当社では、3.5インチ・2.5インチともに、非AFTのハードディスクを在庫しています。

もちろん、上記手順でリカバリすることは当社では普通にできますが、そのあとで何らかの理由でお客様自身でリカバリするような事態になったとき、お客様自身ではできないことになります。

それはちょっと問題なので、修理完了してお客様にお渡しするものは、取扱説明書通りの動作をするものがいいと思います。

ですので、非AFTの在庫も可能な限り切らさないようにしています。(基本的に販売のみは行いませんのでご了承ください)

AFT問題で困ったときにはご相談ください。

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