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2014年1月7日

あけましておめでとうございます。

札幌ピーシードットコムです。

今年もよろしくお願いいたします。

なかなか更新できませんが、極力頑張っていこと思います。

今年最初は「フィッシング」についてです。

とうとううちにも来ちゃいました。

フィッシング詐欺のメールです。

フィッシング詐欺

うちも間違いなく三菱東京UFJの口座を持っています。

そのまま素直に読んでいき、言われるがままに手続きをすると、大事な暗証番号などを持っていかれ、気づいたら残高0円てことでしょうね。

このようなメール自体、銀行から来ることはないと思ってください。

それでも気になるなら、一度銀行に電話で問い合わせましょう。

間違いなく「当行ではそのようなメールはお出ししてません」的な答えが返ってくるでしょう。

来ることはないのですが、一応このメールの変なところを見ていきましょう。

まず、冒頭が「こんにちわ」から始まります。

そんなわけないですよねw

日本のきちんとした会社が顧客に出すメールの始まりが「こんにちわ」ってw

友達じゃないんだから、って感じです。

文章の1行目の最後が「・・・・メールでございます、」と、最後が「。」ではなく「、」で終わっています。

それと、全体を見て感じると思うのですが、フォントが変ですね。

いわゆる「字体」です。

ふつう日本人が使わないであろう字体で書かれています。

パッと見では若干おどろおどろしい感じも受けます。

これは日本人が、あるいは日本語を使いこなせる人が作ったメールではないからです。

付け焼刃で覚えた日本語で書くから「なんかちょっと変」なことになっているのです。

ただ気を付けなければいけないことは、ここに書かれている住所・電話番号・ドメインなどは、すべて正しいものが書かれているということです。

これで日本語がちゃんとしたものになると、だまされる率が格段に高くなるような気がしてなりません。

でも、ちょっとした注意力で「やっぱりおかしい!」となることはできます。

メールに記載してある手続きのためのリンク先ですが

「https://entry11.bk.mufg.jp/・・・・・・・・・」
となっていますね。

ドメインは「mufg.jp」となっているわけですが、実はこれは表記上は正しいのです。

正しいというか三菱東京UFJ(三菱JFJフィナンシャルグループ)のドメインで間違いないのです。

ただし「表記上」と言ったのは、このリンクを開くと、このようなサイトに行くのですが、

フィッシング詐欺2

パッと見は何も変に思うところはありません。

銀行のホームページだろうなと思っちゃうかもしれません。

しかしURLを見てください。(一番上の赤下線)

「http://bk.mufg.jp.non.cn.com/・・・・・」
となっています。

ドメインそのものが「non.cn.com」に変化しています。

これは「表記上」正しいドメインに見せておいて、行った先は全く違うところ、という手なわけです。

これ自体は簡単にそのようにできることなので、注意が必要です。

メールに記載してあるURLと、行った先のURLが別物だ。

この時点で「おかしい」と気付いてほしいのです。

また、セキュリティソフトによっては、このようなフィッシングサイトを検知して、注意を促してくれるものもあります。

すべてのセキュリティソフトがそうではないので、セキュリティソフト選びも大事ですね。

最後に繰り返しですが、そもそも銀行はこのようなメールをよこしません。

来るはずがないのです。

この点を十分理解してください。

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